タンデムツーリングにおける一般的な注意事項を挙げています

バイクテルトップ > バイクの基礎知識 > 高速二人乗り解禁 > 「いざ、タンデムツーリング」・・・不安な点は無いですか?

「いざ、タンデムツーリング」・・・不安な点は無いですか?

高速道路解禁を機に、タンデムで出掛けようと計画しているライダーも多いはず。一般道でも免許取得後1年経過が条件付けられている二人乗り。慣れないとやはり危険を含んでいるのも事実です。そこで、注意する点をまとめてみました。

◎一般的な注意事項

▽自動二輪車の種類
 一人乗りを重視した作りで、二人乗りをあまり考慮していない二輪車もある。スポーツタイプの場合、運転者の前傾姿勢がきつく、後部座席のシート自体も小さいなど同乗者が安定して乗るのに適していないものもある。

▽同乗者の装備
 ヘルメットを着用することはもちろん、運転者に準じた服装(長袖長ズボン)が望ましい。また、ステップに足が届く程度の身長があることが望ましい。

▽一人乗りでの運転習熟
 二人乗りを安全に行うためには、まず一人乗りでの運転をスムーズに行うことができるようになることが重要。また、排気量の大小により二人乗りをした場合の加速が異なったり、後部座席の形状によって同乗者の乗車位置、視界等が異なるなど、車種によって二人乗りでの運転方法に影響を与えることがあるので、自分がのるバイクの構造や性能を把握すること。

◎運転上の注意事項

▽加速
 総重量が重くなり加速が悪くなる
  ↓
 追越しをする場合や高速道路の本線に合流する場合など注意

▽減速・制動
 急な減速や制動は、前輪の接地力が大きくなり、ハンドル操作が難しくなる
  ↓
 減速をゆるやかに

▽カーブ
 同乗者は、車体が傾くことで反射的に体をおこしてしまうおそれがある
  ↓
 カーブ進入前に十分な減速を

▽交差点右折
 加速が悪いため、一人乗り時よりも時間がかかる
  ↓
 直進車との距離を十分にとり衝突の危険を回避する

▽進路変更
 ブレーキをかけたり、大きくハンドルを切らない
  ↓
 十分な車間距離をとり、同乗者と一緒に車体を傾ける

▽危険回避
 一人乗りと比べて困難
  ↓
 車間距離を保ち、余裕を持った運転を行う
※もちろん、すり抜けやジグザグ運転、路肩走行などは危険

◎運転者が同乗者に配慮する事項

 ・正しい同乗の仕方(ステップの使い方、同乗者は運転者と一体になることが基本であることなど)について事前に説明する
 ・あらかじめ、行き先・休憩場所のほか、走行中での会話以外のコミュニケーション方法などについて決めておく
・ 同乗者の居眠り防止や疲労回復のため、早めに休憩をとる

◎同乗者の注意事項

目−前方を見ることにより行動パターンが読めるので、前を見る
手−グラブバー等のついている車両は、左右どちらかの手で体重が前方に移動
しないようにしっかり握り、片方の手は運転者の腰に回す
腰−座る位置は、あまり密着すると運転者の動きが制約され、また、離れすぎると重心が後方に移動し運転が難しくなるので、適度な間隔をとる
膝−膝で運転者の腰をしっかり挟み込み、身体を安定させる
足−ステップに水平に置く。振動などでステップから足が外れないようにする


参考文献:「自動二輪車の二人乗りに関する安全教育の在り方について」
自動二輪車の二人乗りに関する安全教育検討委員会−警察庁


このページのトップへ戻る